結婚時期、まだまだ先と考えている方の落とし穴!!
2022/02/09
しないでする後悔は、大きいですよ
結婚しない理由を次の中から選ぶとしたら、
1 結婚するにはまだ若すぎるから
2 結婚する必要性を感じないから
3 同棲のままで十分だから
4 今は、仕事(又は学業)に打ち込みたいから
5 今は、趣味や娯楽を楽しみたいから
6 独身の自由さや気楽さを失いたくないから
7 適当な相手にまだ巡り会わないから
8 異性とうまく付き合えないから
9 経済的に余裕がないから
10 結婚生活のための住居のめどがたたないから
11 親や周囲が結婚に同意しない(だろう)から
12 一生、結婚するつもりはないから
13 その他( )
14 特にない
実はこれ、内閣府が発表している「令和2年度少子化社会に関する国際意識調査報告書」にある質問項目なんですが、
結果は以下のとおり。(1番当てはまるものを選んだ場合)
「適当な相手にまだ巡り会わないから」(28.9%)
「経済的に 余裕がないから」(11.1%)
「結婚するにはまだ若すぎるから」(10.2%)
因みに、3つまで選んだ場合は、以下のとおりになったそうです。
「適当な相手にまだ 巡り会わないから」(50.5%)
「独身の自由さや気楽さを失いたくないから」 (38.6%)
「経済的に余裕がないから」(29.8%)
「結婚する必要性を感じないから」(27.9%)
「今 は、趣味や娯楽を楽しみたいから」(27.3%)
どの結果も、既に、結婚をしない(非婚)選択をされている方なら、何も問題ありません。
ただ、「ゆくゆくは結婚をしたい」「結婚はいずれするつもりだ」という方ならどうでしょう?
マリッジカウンセラーの私としても、既婚者の個人としても、特に、「経済的に 余裕がないから」「独身の自由さや気楽さを失いたくないから」「今 は、趣味や娯楽を楽しみたいから」などは、すごく勿体ないなぁと感じてしまいます。
何故か? って・・・。
本当に、
結婚すると自由さや気楽さはなくなりますか?
結婚すると、趣味や娯楽を楽しめませんか?
確かに、独身の時と全く同じように、と言われると「?」な所はありますが、両方とも「お相手次第」ではないでしょうか?
お互いを尊重し合えるようなお相手から、結婚をしても、それなりの自由さ、気楽さ、趣味・娯楽にかける時間・お金は持てるのではないでしょうか?
そんなお相手は、結構いてるはずですから。
少し話は変わりますが、私がよくブログにも書く、「50歳未婚率」って皆さんご存知ですか?
簡単に言うと、50歳で一度も結婚していない人の率です。実は、これが年々上昇しています。
(参考:2020年国勢調査 男性25.7%・女性16.4%)
この上昇も、「結婚をしない」選択をした人ばかりだと良いのですが、もともとは「結婚を希望していた」方が、「途中で年齢を理由に結婚を断念した」という人が含まれているとしたら・・・。
価値観の多様化が進んだとはいえ、そんな方が一定割合おられるのではないかと想像します(あくまで私個人の想像です)。
よく言われる『婚活市場』。結婚相談所でも苦戦をする年代というのがあります。「早く婚活を始めてさえいれば、すんなりとお相手が決まったのに」という方が婚活市場には相当数おられます。
上記のような、将来の心配は今されなくても、お相手とゆっくり分かり合えば、心配不要なものもあります。
経済的理由もしかりです。最近は、「共働き」が男女共通の認識になってきました。世帯収入として考えれば、それほど深刻ではなくなってきているのかもしれません。
もし、「非婚」(結婚しないことを選択)ではなく、「未婚」(結婚を先だと考えている)だとするなら、先ずは結婚を是非優先してください。
「結婚したいと思った時がタイミング」という言い方もしますが、結婚したいなら早い(若い)方が断然有利。
「結婚したいと思った時には、自分に振り向いてくれるお相手がいない」(まさしく、まだまだ先と考えている方の「落とし穴」です)なんてことにならないように。
やらないでする後悔は、やってする後悔よりも何倍も大きいらしいです。まず「やってからの判断」でも良いのではないでしょうか。